健康のため身体について知ろう (専門家ではない人向け)

一般の方むけの身体についての知識です。少しでもご自身で健康管理ができるように

2017-01-14から1日間の記事一覧

外反母趾の治療(テーピング)

はじめてのiPhoneからの投稿 さて、テーピングといっても、ガチガチに固めるものではありません。 キネシオ(伸びる茶色のテープ)を使って、軟部組織を誘導します。 伸びるといっても、引っ張りすぎないことだけご注意下さい。 細い指用のテープを使って下さ…

外反母趾の治療 (前足部の横アーチの確保)

前足部レベルでは、 やはり横アーチの確保が重要です。 前述したように、拳を作るように足趾を曲げる練習をしてください。 *多いのが、 「外反母趾ではないけど、足の指が上に上がってしまっている」という方 若いスポーツ選手にも多いです。 筋力があるの…

外反母趾の治療 (アーチ機能の確保)

では、中足部レベルでは アーチ機能の確保が重要となります このレベルでは、 外側から外くるぶしを回って足底へモグって、親指側へつく筋肉 内側から内くるぶしを回って足底へモグって、母趾以外へつく筋肉 が重要です。 単純にかかと上げ(立位でも座位で…

外反母趾の治療(背屈可動域の確保)

さて、 距骨下関節の回内を防ぐ 横アーチを保持する と2つ書きましたが、両方とも関連し合っています。 まず後足部レベルでは、距骨の位置が重要になります。 なぜかというと、距骨が偏位していると、背屈制限の要因となってしまうからです。 背屈制限とは…

外反母趾をどうするか?

さて、いままで「足」についていろいろと書いてきました。 要約すると 外反母趾は母趾に体重がかかりすぎるために生じる それは「支え」がない状態。つまり筋肉による支持(アーチ機構が破綻)がない状態で、内側へ崩れたときに生じる 原因は、距骨下関節の…

距骨下関節が内側へ崩れる?

前回から引き続き・・・ では、どういったときに距骨下関節が内側へ崩れるのでしょうか? 教科書的には、足部の底屈(背屈制限)やknee-inからの運動連鎖でしょうか? 確かに、knee-inからの運動連鎖で、足の内側が潰れれているのはよく見ます。 もうひとつ…