距骨下関節が内側へ崩れる?
前回から引き続き・・・
では、どういったときに距骨下関節が内側へ崩れるのでしょうか?
教科書的には、足部の底屈(背屈制限)やknee-inからの運動連鎖でしょうか?
確かに、knee-inからの運動連鎖で、足の内側が潰れれているのはよく見ます。
もうひとつ!とてもよく見る原因は・・・
「下腿の傾斜」です
どういうことかというと、下腿が足に対して外側へ倒れている状態。
つまり、俗に言うo脚です
前々回くらいに
「足は設置面に適合させる能力がある」
と書いた?と思うのですが、
設置面が平らで、下腿が傾斜していれば、適合させるため、距骨下関節は内側へ崩れます。すると、上に乗っている距骨が内前方へ崩れ、
前にある舟状骨や内側楔状骨が崩れます
いわゆる「扁平足」の状態となります。
これが外反母趾でもっとも多い要因かと思います