健康のため身体について知ろう (専門家ではない人向け)

一般の方むけの身体についての知識です。少しでもご自身で健康管理ができるように

外反母趾の治療(背屈可動域の確保)

さて、

距骨下関節の回内を防ぐ

横アーチを保持する

 

と2つ書きましたが、両方とも関連し合っています。

 

まず後足部レベルでは、距骨の位置が重要になります。

なぜかというと、距骨が偏位していると、背屈制限の要因となってしまうからです。

 

背屈制限とは、下腿が足に対して前に傾斜できない状態・・・つまり

足首を上げられる角度が少ない、かかとをつけながらしゃがめない

という状態です。

 

背屈制限があると、後足部が安定しないため崩れやすく、距骨下関節回内の要因となってしまいます。

 

では対応として、

しゃがみ込み練習(手を使っても可)

傾斜台(つま先が高くなっている台に立つ)

正座(膝に問題がなければ)

縄跳び・連続ジャンプ 

 などを行うと良いでしょう。