健康のため身体について知ろう (専門家ではない人向け)

一般の方むけの身体についての知識です。少しでもご自身で健康管理ができるように

膝のための膝の運動

さて、膝のための膝の運動。

いままでは膝のための「股」「足」でした。

なぜかというと、膝への負担を股関節・足関節を使って軽減するためでした。

 

では、「膝の運動」は単純に膝の強化です。

膝周囲の筋活動で、膝の「ズレ」を生じないような力をつけていきましょう。

 

ポイントは

「膝を伸ばす筋肉と、股関節を伸ばす筋肉を同時に練習すること」です。

筋肉には、1つの関節をまたぐ筋肉と、2つの関節をまたぐ筋肉があります。

イメージとして、1つの関節をまたぐ筋肉は「安定性」2つの関節をまたぐ筋肉は「運動性」に特化していると考えて良いかと思います。

 

人間の体では、どうしても

「股関節を曲げながら膝を伸ばす」という筋肉をよく使いやすいです。

すると、単一的な動きが癖になってしまいます。

しかし、日常生活では、股関節を伸ばしながら膝を伸ばすことが多いです。

重力に抗する運動をするとこうなりますよね

「階段を上る」「立ち上がる」「ジャンプする」「歩く」などなど

 

それをしっかり、癖にする必要があります。

 

膝のトレーニングで有名な、「座っての膝伸ばし」

かならず、太ももが椅子から浮かないように

むしろ太ももを椅子に押し付けながら行いましょう。