肩が挙がらない〜(神経の問題)
くわどりらてらるすぺーす
呪文のようですね。
正確には、quadrilateral space。
肩の後ろの上腕骨・上腕三頭筋・小円筋・大円筋でつくらる四角形です。
そこに何があるかというと、神経(液窩神経)が通っています。
そのため、そこだ圧迫されると(多くは筋肉の過緊張や膨隆)、神経症状が生じ、上腕外側部の感覚低下、三角筋の筋萎縮が生じます。下肢でいう梨状筋症候群(座骨神経痛)のようなものですね。
結果、筋力低下が神経の問題で生じておりますので、肩が挙がらないとなります。
そういう方は、神経の回復が最優先です。
栄養状態・循環動態をよくして、なるべく肩が引っ張られないように(腕の重みで)クッションなどを肘の下に敷いて、神経の回復に努めましょう。
すると徐々に肩が上がるようになっていきますよ