足の外反捻挫の調整
続きです。
一般的に、足は底屈(つま先を伸ばした姿勢)で捻挫します。
その姿勢の方が骨的に安定しないからです。
すると、
足の外側の前の靭帯
下腿の2つの骨をつないでいる靭帯(骨がずれて伸びる)
の2つの捻挫となることが多いです。
時々、骨折も合併しますが
そうすると、「距骨」と言われる足と下腿をつないでいる骨が内側へずれやすくなります。
すると、さらに、底屈・内転・内旋という捻挫しやすい姿勢になりやすくなります。
その原因は、内側の靭帯が引っ張ってしまうからです(外側の靭帯が機能低下し、バランスを欠くため)
対応としては、
・しっかり内側の靭帯を伸ばす(つま先をまっすぐ伸びるようにする。内側が硬いと、つま先が内側へ入って、つま先を伸ばす形となる)
・背屈(しゃがむような姿勢)の動きを足関節でしっかり作る
ことをしましょう。
どうしても捻挫癖がある人は、
くるぶしの上をテーピングで1周巻くと足が安定しますよ。