貧血を治すと体力が上がる、スポーツが上手になる
最近は「貧血」の人が多いようです。
貧血になると、疲れやすくなってしまいます。
なぜ疲れやすくなるかと言うと、
「赤血球が少ないから!!」です。
赤血球は、酸素を運ぶ大事な仕事をしています。
要は、「酸素不足」に陥り、エネルギーを作り出せないから疲れやすくなるということです。
貧血の病気はいろいろな種類があります。
*鉄欠乏性貧血
食事からの鉄分不足や、妊娠時に鉄の利用が増えるなど
血液(血球)を作る「骨髄」が脂肪に置き換わってしまうため
*溶血性貧血
なんだかの原因で、赤血球が壊れやすくなってしまう
*悪性貧血
ビタミンB12不足
もちろん「病気」で貧血になる人も多いのですが、
そうでない人もいます。
それは、
「アスリート・競技者」です
激しい運動により赤血球が破壊されたり、筋肉量が多いので、鉄分を多く使うからと言われています。
そのなかで、鉄分をしっかり摂取しないで競技を続けてしまうと、エネルギー不足によりどんどんパフォーマンスが落ちていってしまいます。
悪循環にはいると、エネルギー不足→身体からエネルギーを作り出す(サルコペニア)→筋量の減少→パフォーマンスの低下
となってしまいます。
これは、日常生活がスポーツ状態の高齢者にも言えることです。
しっかり身体の機能を理解し、エネルギーを行き届けさせましょう。
*ちなみに、自己輸血(試合前に血液を抜き、試合近くなったら自己血を輸血して赤血球量を増やす)は「ドーピング」として禁止されるくらい効果があるようです