よく「腸内細菌正常化」などといいますが、なんのことでしょうか?
なんとなく、「ビフィズス菌」とかの話かな〜とは思うと思います。
小腸で吸収されない10〜30%の炭水化物・タンパク質は、大腸の腸内細菌により消化吸収(発酵)されます。その発酵による代謝産物が数々の有益な生理作用を持ち、体内の恒常性維持に重要な役割をになっています。
また、腸内細菌はビタミンをつくっており、特にビタミンKは、腸内細菌による合成量が必要量の大部分を満たしています。
有名な「免疫機能」についても、無菌状態と比較すると、ストレス耐用性も高いという研究結果が出ているようです。