前十字靭帯損傷(ACL損傷)
では、膝の怪我の中でもスポーツをされているかたに多い
「前十字靭帯損傷」についてお話をさせていただきます。
膝の下の骨と上の骨を繋いでいる靭帯で、
下の骨の前方偏位を防止する機能があります。
それが機能しなくなると、
急に膝が「ガクッ」と曲がってしまいます。
力が抜けた時に膝が曲がってしまうような状態です。
・・・お気づきでしょうか?
実はスポーツでの受傷だけでなく、
慢性的に緩んでくる人も多くいます。
特に年をとっているかたは膝の前方動揺(下の骨が前に抜けてしまう)が多く見られます。実は割と一般的な病態です。
ではどうすればいいか?
今日は膝周囲だけでお話をします。機会があれば、身体の使い方や股関節の位置、足関節の使い方、重心のかけ方などもお話できればと思います。
下腿が前方へ抜けようとする力を抑えます。
一般には「ハムストリングス」の強化が謳われますが、
以外に臀部の機能低下
内側広筋の機能低下
が原因だったりします
筋トレする時もそこを意識するようにしましょう