健康のため身体について知ろう (専門家ではない人向け)

一般の方むけの身体についての知識です。少しでもご自身で健康管理ができるように

腸脛靭帯炎の続き

さて、それが生じないようにするにはどうすれば良いのか?

 

1:股関節の可動域拡大

2:大腿外側部のリラクゼーション

 

1:の場合、股関節の可動域を拡大することにより、大腿外側部にある「腸脛靭帯」へかかる負荷がへってきます。股関節が硬いと、すぐに大腿外側部組織が硬くなりやすいのち注意。*大腿筋膜張筋(大臀筋・中臀筋と連結し、腸脛靭帯となる)の柔軟性が向上するため

 

2:は1と同様だが、腸脛靭帯は膝を伸ばす筋・膝を曲げる筋の間にあり、圧迫されると硬くなってしまう。硬くしないためには、周囲の筋肉が柔軟である必要がある。

軽く触る(擦る)程度でよいので、リラクゼーションさせることが重要である